1.教科書申込・配付について
海外に居住している義務教育学齢期の子女で、日本国籍を持ち(重国籍者を含む)、海外に長期滞在する子女、あるいは永住者で将来日本で教育を受ける意思を持つ子女は、日本の義務教育教科書(一人一式)の無償配付を受けられます。
【小学生用】 【申込】 【配付】
前期用 ・・・・・ 9月以降 3月以降
後期用 ・・・・・ 3月以降 9月以降
【中学生用】 【申込】 【配付】
通年用 ・・・・・ 9月以降 3月以降
(年1回のみ)
※ 日本からの運搬の都合上、申込みは配付に先立つ約半年前までとなっております。
■2023年度 小学校後期用教科書の申込
※ 準備ができ次第、開始致します。今しばらくお待ちください。
「特別支援学校用教科書」や「拡大教科書」が必要な方は以下の「特別支援学校用教科書や拡大教科書について」をご参照ください。
■2023年度 小学校用及び中学校用教科書配付対象年齢
下表の該当学年以外の配付はできませんのでご了承ください。
■特別支援学校用教科書や拡大教科書について
文部科学省が作成している教科書には、視覚障害者用の点字教科書、聴覚障害者用の言語指導の教科書、知的障害者用の教科書、弱視の児童生徒用の拡大教科書があります。
☆視覚障害者用
視覚障害者用の文部科学省著作教科書には、小学部で国語・社会・算数・理科・外国語・道徳の6教科、中学部では国語・社会・数学・理科・外国語・道徳の6教科の点字教科書があります。
☆聴覚障害者用
聴覚障害者用の文部科学省著作教科書については、聴覚障害の特性を踏まえ、国語の学習をする際には、よりきめ細かな配慮が必要なことから、小学部・中学部を対象として、言語指導に関する教科書が作成されており、通常の検定教科書と併せて用いられています。
☆知的障害者用
知的障害者用の文部科学省著作教科書には、小学部及び中学部の国語、算数・数学、音楽の教科書があります。各教科書は、特別支援学校学習指導要領における知的障害の各教科に示している内容と段階に対応して作成されており、学年別ではなく児童生徒の障害の状態等に応じて適切なものが用いられています。小学部1段階は☆、2段階は☆☆、3段階は☆☆☆(それぞれ小学校低、中、高学年相当)、中学部1段階は☆☆☆☆、2段階は☆☆☆☆☆になります。尚、前期と後期の区分は無いので、今年度に配付を既に受けられている方は対象外になります。
☆拡大教科書
「拡大教科書」とは,弱視児童生徒のために検定済み教科書の文字や図形を拡大等して複製し,図書として発行しているものです。小・中学校用の教科書のほぼ全てが拡大教科書として作成されています。
拡大教科書の給与の対象者は,以下のいずれかに該当する上,両眼の視覚障害のある方のみになります。
(1) 日本国内において拡大教科書を使用していた者及び現在日本の拡大教科書の給与を受けている者
(2) (1)以外の者で,以下のいずれかに該当する者(ただし,眼鏡等で視力を矯正しうる者を除く)
(イ) 両眼の視力がおおむね0.3未満の者又は視力以外の視機能障害が高度の者のうち,拡大鏡等の使用によっても通常の文字,図形等の視覚による認識が不可能又は著しく困難な程度の者(視覚障害者)
(ロ) 拡大鏡等の使用によっても通常の文字,図形等の視覚による認識が困難な程度の者(弱視者)
(ハ) (ロ)に準ずる程度の視覚に障害のある児童生徒のうち,他の児童生徒に比べて通常の教科書の文字,図形等の視覚による認識に相当程度の時間を要する等学習に困難を来たす者であって,拡大教科書を使用することが教育上適当であると認められる者
※ (2)の該当者は,視覚障害に関する専門医の診断書若しくは証明書及びその和訳を提出する必要があります。給与の可否は診断書等の提出の後,文部科学省にて決定し,別途連絡致します。
■特別支援学校用教科書や拡大教科書の申込
※ 準備ができ次第、開始致します。今しばらくお待ちください。
【参考】
文部科学省HP(特別支援教育)
https://www.mext.go.jp/a_menu/01_m.htm
独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所HP(教育相談 情報提供システム 特別支援教育の知識)
http://forum.nise.go.jp/soudan-db/htdocs/?page_id=149
■2023年度 小学校前期用及び中学校通年用教科書の配付
今回の配付は、昨年9~10月に申込みをされた方が対象です。
申込みをされていない方で配付を希望される方は、下記(5)「追加送付申請について」をご参照ください。
学校を通じて申込みをされた方は、直接学校からお受取りください。
当館でお受取りされる方
配付期間中では、申請された教科書を当館の特設窓口にてお受取りできます。郵送ご希望の方は以下の「郵送でお受取りされる方」をご参照ください。
【配付期間】 3月13日(月)~3月24日(金) (※土日は休館日となりますのでご注意ください)
【窓口時間】 午前10:30~12:00 午後2:00~3:30
【配付場所】 当館の教科書配付窓口(12階エレベーターを降りた後、当館領事入口の右脇になります)
在シドニー日本国総領事館
Level 12, 1 O'Connell Street
Sydney NSW 2000 Australia (地図・開館時間はこちら)
教科書を持ち帰るための手提げ袋をご持参ください。
郵送でお受取りされる方
【配付開始】 3月13日(月)
【配付期限】 4月14日(金)
教科書の大きさに見合った返信用郵便袋「Prepaid Satchel」をPost Officeでご購入し、
必ず返送先住所と氏名を返信用郵便袋にご記入の上、以下のメモと同封し、当館教科書担当宛てにお送りください。
尚、返信用郵便袋のサイズと重量制限内に収まるようであれば、ご兄弟分を併せて郵送することも可能です。
ご希望の方は、その旨、メモにご明記ください。
【メモ書きの要記載事項】→必ず同封ください
・生徒氏名
・生徒生年月日
・保護者氏名
・日中の連絡先電話番号
・確認のためにメモ書きの末尾に「上記の生徒は日本国籍保持者です」との一言を付記してください。
返信用郵便袋(Satchel)の選び方
Australia Postで購入できる返信用郵便袋は厚みがないため、郵便袋選びの際、厚みを縦と横に振り分けて計算する必要があります。
1.一人分の教科書の計算方法
教科書一式の厚みを縦と横の寸法両方に加算します。
教科書一式の寸法:縦 A x 横 B x 厚み C
返信用郵便袋の寸法の計算
郵便袋の縦寸法=A+C
郵便袋の横寸法=B+C
2.数人分の教科書を同封される場合の計算方法
全冊の厚みを合計し、一番長いものの縦寸法と一番幅のあるものの横寸法に加算します。
一人目の教科書一式の寸法:縦 A x 横 B x 厚み C
二人目の教科書一式の寸法:縦 D x 横 E x 厚み F
返信用郵便袋の寸法の計算
郵便袋の縦寸法=A(一番長いものの縦寸法)+C + F
郵便袋の横寸法=E(一番幅のあるものの横寸法)+C + F
2023前期・通年 各学年の教科書一式の総重量と寸法
2022後期 各学年の教科書一式の総重量と寸法
SatchelはSmall(5kgまで)、Medium(5kgまで)又はLarge(5kgまで)の中から、上記表をご参考の上、教科書の寸法に見合ったサイズをお選びください。
詳細については、下記Australia Postのウェブサイトをご覧ください。
https://auspost.com.au/business/shipping/satchels-and-packaging/prepaid-satchels-and-envelopes

宛先(当館教科書担当)
Japanese Textbooks
Consulate-General of Japan in Sydney
G.P.O Box 4125
SYDNEY NSW 2001
申込期間内に申込ができなかった方、新たに日本から来られて出国前に教科書の受取ができなかった方は、教科書の追加送付を申請することができます。
教科書は無償配付されますが、送料及び梱包手数料をご負担いただく必要がございます。
教科書追加送付申請締切 前期分:8月末日、 後期分:2月末日 当館経由し、財団到着分まで
【申込方法】
教科書追加送付申請書に必要事項を入力の上、当館教科書担当宛にEメール( textbook@sy.mofa.go.jp) にて送付してください。
※一式ではなく、特定の教科書のみご希望であれば、申請書上の希望教科書記入欄に具体的な科目名をご記入ください。
全一式ご希望の方は、(1)「配付する教科書一式」または(2)「使用する教科書一式」のどちらかをお選びください。教科によっては学年をまたいで使用する教科書があります。配付分のみの教科書一式をご希望であれば(1)「配付する教科書一式」、学年をまたいで使用する分も含めて一式ご希望の方は(2)「使用する教科書一式」をお選びいただくことになります。
追加送付申請書上の希望教科書記入欄イメージ

【受取方法 】
当館への申込後、本邦の海外子女教育振興財団から申請者に連絡がありますので、送料等の支払方法や送付先について確認してください。
なお、送付先を本邦のご親族方等とすること、本邦にある財団事務所(東京・大阪)で直接受け取ることもできます。
★ 海外子女教育に関するさらに詳しいお問い合わせは、(財)海外子女教育振興財団に直接お願いいたします。
(財)海外子女教育振興財団
ホームページ:http://www.joes.or.jp/
東京本部: 〒 105-0002 東京都港区愛宕1-3-4 愛宕東洋ビル6階
電話: 03-4330-1349
FAX: 03-4330-1355
関西分室: 〒 530-0001 大阪市北区梅田3-4-5 毎日新聞ビル3階
電話: 06-6344-4318
FAX: 06-6344-4328
2.子女教育の情報
海外でお子さんを育て、将来は日本に帰国し、日本国内の学校に編入させようとお考えのみなさんに次のような各機関が必要な情報を提供しています。帰国が決定した際には、まず次のような各機関に連絡を取り、帰国子女教育協力校や帰国子女受入校の現状をご確認ください。
3.日本人学校のご案内
シドニーには、日本人学級(文部科学省教育課程)と国際学級(オーストラリアNSW州カリキュラム)を併設する全日制日本人学校があります。
日本人学級は小学1年生から中学3年生、国際学級はキンディからYEAR6までが在籍しています。日本人学級は日本の教科書を使用し、日本人の担任のもと授業を受けます。国際学級はオーストラリア人の担任のもと、NSW州のカリキュラムを履修します。
このユニークな2つのカリキュラムから国際性を育み、将来子どもたちが世界の「架け橋」として活躍できる学びを提供しています。
詳しい教育内容については、下記のホームページをご参考いただくか、学校へ直接お問い合わせください。
* シドニー日本人国際学校 ホームページ: http://www.sjis.nsw.edu.au/
* シドニー日本人国際学校 電話: 02-9450-1833
4.補習授業校のご案内
補習授業校とは,各学校の設立地の在留邦人の代表者等によって構成される学校運営委員会を運営母体とし、在留邦人がその子供の国語等の学力維持のために設立している施設です。NSW州の補習授業校では,3歳から12年生までを対象に,土曜日・日曜日・水曜日に授業を行っております(学年・授業日・授業時間は各学校により異なります)。
詳細については,以下のNSW州の補習授業校リストをご覧になり、各学校へ直接お問い合わせください。
* NSW州の補習授業校リスト(日本語)
https://www.sydney.au.emb-japan.go.jp/document/japanese/consul/school2023.pdf
* NSW州教育省ウェブサイト(Japanese language school)
https://education.nsw.gov.au/public-schools/community-languages-schools/schools/japanese-language-schools
5.現地校事情
*オーストラリアの学校情報
*NSW州の学校情報
シドニーの学校事情
キラニー・ハイツ・ハイスクール( Killarney Heights High School)
スケッグス・レッドランズ (SCECGS Redlands (Sydney Church of England Co-educational Grammar School, Redlands))
セント・アイビス・ハイスクール (St Ives High School)
ノース・シドニー・デモンストレーション・スクール (North Sydney Demonstration School)